ミニかまどワークショップ

一合炊き用の小さなかまどを2週に分けて作ります。
材料は「土壁の土」「漆喰」と、日本で昔から住居や蔵などに使われてきた自然の建築材料を使います。
お庭で炊くことはもちろん、キャンプなどのアウトドアにもおすすめ。
かまどで炊くからこそ香る、おこげの香りがたまりません。ミニかまどでお米を炊いてみませんか?

お子さんも一緒にできるかまどづくり

1週目

土と日干しレンガでかまどの形を作ります。
円形に日干しレンガを並べて、土で隙間を埋めたり表面を整えたりして綺麗な形にします。
コテを使わず手でもできるので、お子さんと一緒に泥遊びのような感覚でできますよ!
この作業は自分の納得いくまで…キリがない…

乾燥させます

ここまでできたら1週目の作業は終わり。
1週間から2週間*乾燥させます。
*時期によって異なります

2週目

乾燥させたミニかまどの上に漆喰を塗ります。
漆喰の塗り方は、和左官の稲垣さんをお呼びして教えてもらいます。ツルツルに仕上げる稲垣さんの職人技にいつも驚かれますが、いざ塗り始めると皆さん上手です。

出来上がり

2週目にはお持ち帰りいただき、漆喰の乾燥はお家で行っていただきます。日陰で1週間ほど置いておけば出来上がり。
かまどで炊いたお米はおこげの香りがたまりません。

Instructor Profile

稲垣 和宏いながき かずひろ
和左官 代表

1996年 左官見習い開始
2004年 1級左官技能士取得
2006年 和左官として独立
2014年 造家工房の仕事に携わり始め現在に至る