お施主さんと仲良くなると嬉しい
”気持ちを込めて料理する”という言葉があるように、気持ちを込めて家づくりをしています。
また自分が担当させてもらう現場では、お施主さんと積極的にコミュニケーションをとるようにしていますね。喋ること自体はあまり得意ではないですが、どういう人なのかをよく理解したうえで、その人の考えに合った家を建てていけたらいいなと考えています。お施主さんの方から仕様の変更をしたい部分などの相談もしやすくなると思うし、自分も仕事がスムーズにできるようになります。
こうして家づくりでお施主さんと仲良くなれた時が、大工をしてきて良かったと思うことの1つです。
現役大工が考える建てたい家とは…
答えとして合っているか分かりませんが、自分の家を建てたいです(笑) これまでのお施主さんから「家に帰るのが楽しみ」「家の中の空気が気持ちいい」など色んな感想をもらいました。自分が建てた家に対するそういう気持ちを、自分も味わってみたいんですよね。
あとは、これからも伝統構法の家を建てていきたいと思っています。仲の良い大工や職人が集まって、みんなで力を合わせて家を建てたいです。それはもう贅沢な時間になると思います。
施工実績
桑名市・I様邸
設計:工房壱
名古屋市・I様邸
設計:大久手計画工房
四日市市・K様邸
設計:株式会社 造家工房
桑名市・A様邸
設計:株式会社 造家工房
藤井陽介(ふじい ようすけ)プロフィール
工房壱(こうぼういち)代表 大工歴16年
昭和58年桑名市生まれ、いなべ市在住。 趣味はギター
2級建築士、建築大工技能士2級、測量士補、玉掛け、小型移動式クレーン、書道